こんにちは
ベロニックジュエルズのkeikoです。
日常生活を快適にする、ジュエリーのデザインや素材や宝石のこと、コーディネート、歴史なども発信しています。
さて、
梅雨明けの手前、
日差しだけは、すっかり夏本番です。
この季節、肌に直接触れるジュエリーに気になることはありませんか?
少し汗ばむだけで、肌が敏感になったり、
赤くなったり、かゆくなったり。
何もつけていなくても不安定になる時期です。
ベロニックジュエルズでは、そんな“夏の肌”にも寄り添えるように、
肌にやさしい素材選びを何より大切にしています。
そこで、今日は
金属アレルギーだからとシルバーを敬遠されておられる方に向けてのお話しです。
今日はシルバーと金属アレルギーについてお伝えします。
◆ シルバー925って、全部同じじゃないの?
ベロニックジュエルズがジュエリーに使っているのは、**スターリングシルバー(Sterling925)**という素材です。
これは、銀92.5%に銅7.5%を混ぜた合金。
世界的にも「純度の高い銀製品」として認められており、ティファニーやカルティエなどのメゾンでも使われています。
でも、ちょっと気をつけたいのが「Silver 925」という表記の中身です。
実は、同じ「925」でも、混ぜられている金属はまちまち。
ニッケル、コバルト、亜鉛、アルミニウムなど、
肌に刺激を与える金属が使われている場合もあります。
このようなシルバー925製品は、見た目にほんの少し黄味や青味があることも。
例えば、ファッションブランドのアクセサリーラインや、プチプラ商品では、
銀メッキ(シルバープレート)や、「925」の刻印があっても非スターリング(=銅以外の合金)ということが少なくありません。
他にも、亜鉛合金+銀コーティング、
ニッケル合金+銀メッキ など一見シルバーに見えても中身がシルバーでないものもあります。
「925」の刻印があっても実際には925ではない、または不明な合金を混ぜている例もあります。
そして何より、肌が敏感な方には、中のニッケルなどに反応し、アレルギーやかゆみの原因になることがあるのです
◆ 「スターリングシルバー」と呼べるもの
本来のスターリングシルバーは、
銀92.5%に銅のみを加えたものだけを指します。
この「銅だけ」というのが、大きな安心ポイント。
銀そのものは金属アレルギーを起こしにくいものです。銅のみを混ぜるだけで、何かが溶け出すというリスクをできるだけ抑え、
白く明るい光沢と、使うほどに深まる風合いをもたらしてくれます。
ベロニックジュエルズでは、この“本当のスターリングシルバー”だけを使用しています。*
肌に寄り添うジュエリーだからこそ、
目に見えないところにこそ、誠実でありたいと思っています。
※ベロニックジュエルズでは、国内大手の鋳造工房トーヨー精工社にて、純正スターリングシルバー(Silver 925)を鋳造しています。
このスターリングシルバーは、銀92.5%+銅7.5%のみの合金で、国際基準に準じた純度と品質が保証された素材です。