こんにちは、ベロニックジュエルズのデザイナー、Keikoです。
日常生活を快適にする、ジュエリーのデザインや宝石のこと、コーディネート、歴史なども発信しています。
今日は宝飾界の絵画と思われるカメオのご相談についての記事になります。
受け継ぐジュエリー「ビジュー・ド・ファミーユ」
*カメオと琥珀、黄水晶のネックレス
カメオやインタリオのような絵画的な宝飾は他にないように思います。
ほとんどの宝飾は、デザインや使用される貴金属、宝石が持つ価値が重要ですが、カメオは貴金属が絵画の額縁にすぎないというところがユニークですね。
お母様から譲り受けたカメオに譲られた2本のネックレスとを併せて使いたい。とのご依頼がございました。
カメオは6センチほどの大きめのシェルカメオで、「羊飼い」?がテーマで牧歌的、どこかキリスト教的な意味もあるような厳かさも感じました。
羊飼いがにっこり微笑み、その服装は羊を飼う人というより先生のような雰囲気。
どんな示唆があるのかなと絵画のように眺めてしまいました。
琥珀は丸いビーズ、黄水晶はキラキラして華やかでゴージャスになりそうです。
タツノオトシゴは参考商品
お母様が遺されたこちらのお品をお使いになりたいとのことですが、お嬢様であるお客様とはとても仲良し母娘だったとのことで、思い出話も愛情が溢れていました。
お客様ロザリオのようなイメージで、何か祈りのような気持ちになりました。
このような絵柄をお選びになったお母様はきっとお優しいお方だったのでしょうね。
中心に、聖母マリアのパーツを配してみたくなります。
羊とそれを導く伝道師?の絵柄と聖母マリア、お客様とお母様とのお話は清らかで愛情深く、このネックレスはおふたりだけの思い出の一品になってほしいと思ったのでした。
クラスプはマグネット式
フィッティングの日を経て完成となりました。
ジュエリーに関して、何かお困りのことがおありでしたらご相談ください。
ご相談だけでも何かの参考になれたら、と思っています。ネックレスが切れたり、古いビーズのネックレスがあって何かにしたい、片方のピアス、イヤリングなどいろいろなご相談を承っております。
最後までお読みいただきありがとうございました
ジュエリーに関して、何かお困りのことがおありでしたら何でもご相談ください。 ご相談だけでも何かの参考になれたら、と思っています。ネックレスが切れたり、古いビーズのネックレスがあって何かにしたい、片方のピアス、イヤリング様々なご相談を承っております。 ブログに書ききれないご相談もたくさんいただいています。ライン公式アカウント、もしくはホームページからメッセージをお送りください。 |
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