こんにちは
ベロニック ジュエルズのKeikoです。
今日お届けするのは、とある石と向き合っている時間のこと。
ある日、お客さまからお預かりしたのは、澄んだ空のようなターコイズ。
長く手元にあったその石には、目には見えない想いが宿っているようで──
最初のスケッチを描く手は、自然とゆっくりになりました。
この石をどう活かそう。
どんな形なら、お客さまの人生にそっと寄り添えるだろう?
職人さんと何度もやりとりしながら、少しずつ形が見えてきた気がします。
写真は、その途中の一場面、職人さんと話しながら作図して、色づけをしました。
まだこれから地金を使って仕上げ行きますが、「生まれる前の静けさ」のようなこの時間も、
きっと作品の一部になるのだと思っています。
また、続きもお届けしますね。