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真珠を白くするには…

黄ばんだ真珠は、白くなりますか?

大切にしていた真珠のネックレスや指輪。久しぶりに取り出してみたら、なんだか黄ばんでいる気がする……そんな経験はありませんか。

結論から言うと、一度黄ばんでしまった真珠を、購入時の白さに戻すことは難しいというのが実情です。

でも、諦めるのはまだ早いかもしれません。
「黄ばみ」と「テリの曇り」は、実は別のもの
真珠の見た目が変化する原因は、大きく分けて2つあります。

1. 黄ばみ(変色)
真珠を構成する炭酸カルシウムやタンパク質が、経年や紫外線、汗・香水・化粧品などの影響で変質することで起こります。これは真珠そのものの成分変化なので、表面を磨いても元には戻りません。

2. テリ(輝きと透明感)の曇り
真珠の表面についた皮脂汚れや微細な傷、くもりによって、本来持っている光沢が隠れてしまっている状態です。これは専門的なクリーニングによって、購入時の輝きが蘇ることがあります。

つまり、「白くはならないけれど、輝きは戻る可能性がある」ということです。ご自身の真珠がどちらの状態なのか、まずは見極めることが大切です。

ただし、もともとテリの少ない真珠に、新しく輝きを生み出すことはできません。また真珠の状態や種類によっては、クリーニングそのものが難しい場合もあります。

自己流のお手入れは避けたい理由

「気になるなら自分で磨いてみようかな」と思う方もいるかもしれません。

ですが、真珠はダイヤモンドなどの鉱物と違って有機物に近い、とてもデリケートな素材です。

• 硬い布やブラシでこすると、表面に細かい傷がつく
• アルコールや洗剤成分が、真珠の光沢層を傷める
• 超音波洗浄機やスチームクリーナーは、ひび割れの原因になることも
「なんとなく曇ってきたかも」という程度であれば、柔らかい真珠専用のクロスで優しく拭く程度にとどめ、それ以上は専門家に相談するのが安心です。

市販の「真珠クリーナー」はどうなの?
真珠専用をうたう液体クリーナーやクリーニングクロスのセットも市販されています。「真珠・エメラルド専用」といった表示のあるものは、成分面である程度配慮されているとは思います。

ただ正直なところ、こうした製品はリスクをゼロにはできません。

• どんな成分が真珠にどう作用するかは、製品によって差がある
• ジュエリー用品を扱う専門店でも、真珠に特化した知識を持つスタッフは意外と少ない
• 一度傷つけてしまうと、後から取り返しがつかない
「安くて手軽だから」と気軽に試すよりも、本当に大事な真珠ほど、プロに任せる方が結果的に安心です。

カジュアルに普段使いしている真珠のちょっとしたお手入れ程度であれば選択肢になり得ますが、思い入れのある一本や、資産的な価値のある真珠には、自己流のクリーニングはおすすめしません。

相談するなら、まずは身近な場所から
「どこに相談すればいいの?」と迷ったときは、百貨店のジュエリー・時計コーナーが一番身近で相談しやすい選択肢です。

• 多くの百貨店に、ジュエリーのお直し・クリーニング窓口がある
• 購入した店でなくても相談できる場合が多い
• 何かあった場合も、百貨店という窓口が継続して存在する安心感がある

真珠を専門に扱うブランドの直営店という選択肢もありますが、まずは気軽に行ける百貨店で相談してみることをおすすめします。

まとめ

• 黄ばんでしまった真珠を、元の白さに戻すことは難しい
• でも「黄ばみ」と「テリの曇り」は別物。専門的なクリーニングで輝きが蘇ることもある
• 自己流のお手入れ、市販クリーナーの使用は慎重に
• 大切な真珠ほど、まずは百貨店のジュエリーコーナーなど、信頼できる窓口に相談を

「この真珠、もう一度きれいにならないかしら?」——そう思ったら、何かのおついでに専門家の目で見てもらうところから始めてみてくださいね

 

 

 

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