【受け継いだ想いも、今の私に美しく寄り添うカタチへ。】
お母様から受け継がれたという、大粒で美しい6カラットのトパーズ。

今回は、以前のデザインから今のライフスタイルに寄り添う新しいデザインへとリモデルさせていただいた事例をご紹介いたします。
お客様のご要望:存在感のある石を、すっきりと繊細に
元のリングは、高さのある大きな石をたっぷりの地金で包み込んだ重厚感のあるデザインでした。

お客様からは「タテヅメリングのような繊細さがあり、すっきりと身につけられるデザインにしたい」というご相談をいただきました。
こだわりのポイント:強度と美しさを両立する「爪のカタチ」
6カラットという大きくて存在感のある宝石だからこそ、繊細さだけでなくしっかりとした強度を持たせることが必須となります。
ジュエリー全体の表情や印象を大きく決めるのは、まさに“爪のカタチ”です。

ゴツくならず、指先に馴染む柔らかさと繊細さを兼ね備えたラインを目指し、ミリ単位の微妙な角度やバランスを最後まで丁寧に吟味しました。
制作をお願いしている方との阿吽の呼吸で意思疎通をするのも醍醐味です。お客様のご希望を私の描く製図で掴んでいただき、実際にものづくりをしていただく。地金から作るデザインには、金工に慣れた方にお願いしています。
私がイメージを強く持てば持つほどお客様の求める形に近づける、そんな気持ちでお客様と制作者の方との間でやり取りをしています。
着け心地への工夫:くるくる回らない「リングアーム」の設計
リングのアーム(腕)部分にも、永く快適にお使いいただくための工夫を凝らしています。
アームが指の腹側(下)に向かって緩やかに広がる設計にデザインしました。

接地面の表面積を広くすることで着け心地の安定感がグッと増し、大きな石のついたリング特有の「クルクルと横に回ってしまう現象」を防ぐことができます。
機能を追求した結果、デザイン的にもすっきりと洗練されたスタイリッシュなシルエットが完成しました。
ご納品とアフターフォロー:想いに寄り添う制作プロセス
お渡しの当日、出来上がったリングをご覧になったお客様から「想像以上にステキ!」と大変嬉しいお言葉をいただきました。
その場で嬉しそうに指輪をはめてお帰りになられるお姿を見送り、私どもも胸が熱くなる思いでした。

大切な想い出が詰まったジュエリーだからこそ、お渡しするまでの間も何度に進捗報告や確認を重ね、お客様と一緒に不安なく完成を目指してまいります。
📷 制作プロセス(メイキング)
【写真①:ビフォーの状態】


コメント: お預かりした当時のリング。存在感のある素敵なトパーズですが、高さと地金の厚みがありました。
【写真②:爪のライン】


コメント: 石をしっかり支えつつ、ゴツく見えない絶妙な爪のラインをミリ単位で調整していきます。
【写真③:アーム部分の幅の調整】

コメント: 着用時に石が回りにくいよう、下に向かって幅を持たせたアーム部分。デザイン性と機能性を兼ね備えています。
眠っている大切なジュエリーを、もう一度あなたの元へ
お母様やご家族から受け継いだ思い出の宝石、デザインが少し古くなってしまって引き出しに眠っていませんか?
「今の自分に似合うデザインにしたい」
「日常で使いやすいカタチに変えたい」
そんな想いがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。丁寧にお話をお伺いしながら、あなただけの特別な輝きを一緒にかたちにいたします。
ご不明点や微調整したい部分などがございましたら、いつでもお知らせくださいね!

