象牙ネックレスの漂白
象牙のように思ったのですが、こちらは牛のボーンでございました。
お客様からお預かりしたネックレス、彫刻がとてもきれいです。
象牙のことで申しますと、
象牙は柔らかいので、かつて根付も様々なデザインがありました。
今はワシントン条約で売買が規制されているのは周知のごとくですね。
とはいえ、譲り受けたネックレスは国内のご家庭にたくさん眠っていることでしょう。
国内で使うには問題ありませんが、着用等、持ち出ししての海外渡航では税関で没収されてしまうので要注意です。
ところで、こちらのネックレスは、象牙を扱う方がおっしゃるには牛のボーンとのこと。
見極めは、ボーンはビーズがまん丸ではなく上下が平らなことが特徴とのこと。
なるほど、樽型なんですね。
それと、象牙の年輪が見当たらないということ。だそうです。
でもとてもよく似ています、
象牙の代わりに、今はボーンカービングアクセサリーとして人気があります。
店主の方に象牙と同じように漂白をお願いしました。
自分でなさる方もいらっしゃるかもしれませんが、大切なお客様からのお預かり品はプロの方にお任せします。
出来上がりはとてもきれいです。
ただ次第に元の地色も戻っていくとのことです。
柔らかなオフホワイトのネックレスはこの後、別の形となる予定です。
♬♫♬
ジュエリーに関して、何かお困りのことがおありでしたらご相談ください。
ご相談だけでも何かの参考になれたら、と思っています。ネックレスが切れたり、古いビーズのネックレスがあって何かにしたい、片方のピアス、イヤリングなどいろいろなご相談を承っております。
最後までお読みいただきありがとうございました
この記事へのコメントはありません。